So-net無料ブログ作成
検索選択

旅上 [詩]


ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて
きままなる旅にいでてみん。

汽車が山道をゆくとき
みづいろの窓によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ
五月の朝のしののめ
うら若草のもえいづる心まかせに。


萩原朔太郎 純情小曲集 1924年


文字/言葉を読んで初めて絵が
(文字/言葉から受けた印象が)
ドババーっと目の前に現れて
初めてすんなり覚えられた詩がコレでした。
たしか中1の国語の教科書だったと思います。
それ以降、朔太郎さんにズブっとハマりました。
いまでも5月になると思い出します。
最近はドイツに行ってみたいな。

nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

nice! 2

コメント 4

easy

おおっ!いいですよねぇ。
私にとっても、そもそも「萩原朔太郎ってだれっ?」
と興味を持つきっかけとなった詩です。
私の場合は、“青春18切符”を使って、学生時代に
貧乏一人旅をしているとき、JRの構内にたぶんこの詩
の一部を見つけ、調べてみると萩原朔太郎のものだった
って感じのことだったと思います。
若さほとばしり夢多き、多感な頃のそんな青春の情景の
一部だったんです。
私も朔太郎も似たようなこと感じてるんだな、
なんて勝手に思ってみたりして…。
それ以来、“旅”といえばコレです。
旅に出たいですね。

by easy (2011-05-27 17:13) 

TBM

教科書に載ってましたか。
すんません、記憶にないです...
読んでないですね、萩原朔太郎。
この方の本なら、さくっと買えそうですので
早速、読んでみます。
by TBM (2011-05-28 00:24) 

FUCKINTOSH66

★easyさん
ですよねぇ。私もこの詩で初めて萩原朔太郎という人の詩なんだってことを知って、国語の先生が「彼の東京の住まいはこの学校の近く」ということを話してくれて、図書館で調べたら本当に近所で、大興奮してその場所に行ってみたりしました(もちろん当時のオウチがそのままあるわけじゃなかったですけど)。

"青春18切符" 、学生時代の貧乏一人旅の最中でこの詩に出逢うなんて最高のシチュエーションですねえ! ドラマチック! 忘れられないですね。

旅。NY生活に突入してからはどこか遠くには出かけてないので、帰国する前に出かけてみたいです。(長距離列車で2時間くらいかけて山と谷が繰り返しあるハドソンリバー上流の田舎町に泊まりに行ったことがあったんですけど、そこでもまだNY州内でw アメリカってなんつう広さじゃと思いましたw)
by FUCKINTOSH66 (2011-06-03 14:11) 

FUCKINTOSH66

★TBMさん
中学の頃から小説や長文よりも断然詩が好きだったんで印象に残ったんだろうなとも思います。当時私の周りではロックやパンク好きな子たちに朔太郎さんの詩がすごく人気ありました。

この「旅上」は朔太郎さんの中では明るい雰囲気の詩ですが、多くは暗めでおどろおどろしい感じもあるような(擬音の使い方がとても個性的で面白いです)独特の世界観です。代表的な「月に吠える・青猫」とか。TBMさんも好き系じゃないかなあと、勝手に想像してます♪
by FUCKINTOSH66 (2011-06-03 14:19) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

関連リンク

メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。